山口旅行最終日は萩から山口市へ。
電車だと時間がかかってしまうのでバスでショートカットして、町歩きする時間を捻出。
3時間ほど山口駅周辺を散策しました。
川沿いの喫茶店「むくの木」。マスターが集めた骨董品コレクションが圧巻
山口市内の中心を流れる一の坂川。
桜の名所で夏はゲンジボタルが舞う川沿いを北へ歩いていると、「むくの木」という喫茶店を発見。
二階の窓から見える陶器(花瓶?酒瓶?)の数々、真ん中でほくそ笑む鬼の面……。
扉にかけられた「営業中」札。字体がファンシーなのは罠?と怯える。
「注文の多い料理店」を思い出してしまったけど、樽モチーフの看板に「珈琲屋」と書いてあるから多分大丈夫。
自分に言い聞かせて、扉を開けました。
目に飛び込んできたのが無数に配置された振り子時計とランプ、美人画や浮世絵。
ガラクタじゃなくて、骨董品ひとつひとつの趣味が良い!
迎えてくれた白髪のマスターが好きな席にどうぞ、と仰ってくれたので入り口すぐの席へ。
サラダ・コーヒー付きのパスタセットをいただきました。地下水を使って淹れるコーヒーが美味しかった。
外から見えた二階にもマスターの骨董品コレクションが並んでいるそうですが、現在は工事中で見学できず。
代わりにあちこち見ていいよという言葉に甘えて、隅々まで見学させてもらいました。
山口市で訪れた記憶に残る喫茶店です。
むくの木・店舗情報(閉店)
【最寄駅】JR山口駅より徒歩約15分
【住所】山口県山口市後河原140
【営業時間】9時〜17時
【定休日】月
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