京都・祇園の近代建築を使ったホテル長楽館2日目の宿泊記録です。
この記事では長楽館ホテルの朝食付きプランでいただける朝食と館内をご紹介しています。
宿泊をご検討の方はぜひご覧ください。
長楽館・迎賓の間で一皿ずつサーブされる優雅な朝食を
翌日の朝食は1階にある応接間「迎賓の間」でいただきました。
現在は、アフタヌーンティー専用の部屋として使われているそうです。
※「フレンチレストラン ル シェーヌ」として営業しているダイニングルームが朝食会場になる場合もあります
迎賓の間は日本の西洋館に現存する唯一のロココ様式。
往時のままの調度品が飾られており、ベルサイユ宮殿を思わせる豪華さに度肝を抜かれました。
9時から朝食の予約をしたらほかの宿泊客と入れ違いになり、この空間を独占。
3種類から選べるパンとジュース、スープ、サラダ、オムレツとスクランブルエッグから選べる卵料理、フルーツ、コーヒーまたは紅茶がコース料理のように一皿ずつサーブされます。
高級家具や調度品に囲まれながら、自分史上最高の豪華なモーニングを味わいました。
ホテル長楽館の宿泊プランの中で最もシンプルな朝食付きのプランで、この優雅さですからね……。
ディナーまで長楽館でいただいてたら、どうなっちゃってたんでしょう。
長楽館内をさらにご案内
紹介していない部屋がまだまだあります。
まずは「球戯の間」。
もともとはビリヤードを楽しむ部屋として使われていました。
「長楽館ブティック」は、贈り物などに最適なクッキーやパウンドケーキなどを買えるショップ。
「足の下のステキな床」案件の床をまたまた発見。
営業時間の11時まで館内を回遊しました。
デザートカフェ長楽館の客室
シック、ロマンチック、ゴージャス……部屋それぞれに違う様式の華やかさがあり、撮った写真の枚数が凄いことに。
伊藤博文が詠んだ歌の一句、“長楽未央”は漢詩であり、長楽館の刊行物のタイトル。
「長い楽しみはこれからも尽きることがない」という意味ですが、100年を超えてまだ輝きが衰えることのない長楽館の未来を予言するかのようです。
タバコのパッケージをデザインしたコースター
最後にお世話になった担当者さんから誕生日祝いとして頂いたコースターのご紹介を。
長楽館は日本初の紙巻きタバコ「サンライス」の大ヒットにより財をなした村井吉兵衛の別邸。
村井の会社「村井兄弟商会」製のタバコのパッケージを使ったコースターが、長楽館カフェで使用されています。
私の趣味のマッチ作りとつながって、とても嬉しく思いました。
長楽館ホテル宿泊記まとめ
以上2回にわたって長楽館内部ツアーをお届けしましたが、魅力が伝わりましたか?
長楽館の宿泊予約は一休.comを利用しました。
一休.com内で長楽館の宿泊料金が割引になるクーポンをもらえたことが、宿泊の後押しになりました。
宿泊の予定がなくても会員登録をしておくと、お得な情報が届きますよ。
長楽館・施設情報
【最寄駅】阪急河原町駅より徒歩15分
【住所】京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604
【営業時間】店により異なる
【定休日】無休
【公式サイト】http://www.chourakukan.co.jp/