当記事ではJR和歌山線の高野口駅周辺の喫茶店を紹介しています。
純喫茶を屋号にする喫茶店が多い高野口駅
今回なぜ高野口駅で降りたかというと、徒歩軒内に純喫茶を屋号に持つ喫茶店が3軒あったから。
1軒のために途中下車してそこが営業していなかったら徒労に終わりますが、3軒もあればどこか開いているだろうと算段をつけました。
和歌山県内は喫茶店天国。
和歌山の南に位置する田辺市も喫茶店の宝庫でした。
純喫茶のハシゴ。次は「さつき」へ
「純喫茶 月山」を下山したあと、また20分ほど歩き高野口町小田の「純喫茶さつき」へ。
地元の人でも気づかないような場所にあり少し迷いました。
緑と白のストライプのテント屋根がアクセントになっていますね。
ドアの上の羽子板で羽根突きをするウサギのイラストが80年代テイストでいいね!
早速入ろうとしたらドアに鍵がかかっていました……。
中の電気は灯っているので呼びかけてみたら店の方が出てきて「15時で終わりです」と無情な宣告……。
ダメ元で内装を見せてもらえませんかとお願いしたら、貧相な私が気の毒に思えたのか入れてもらえました。無理を聞いてもらって感謝。
年月の深みを感じる艶めく店内に、明るいカーテンの組み合わせが映えます。
お昼寝中だったマスターに出してもらったコーヒー1杯を大急ぎで飲み干し、お礼を告げて店を後にしました。
入れてもらえたのは、ここに来る前に入った「純喫茶月山」の霊験かしらと思ったり。
最後に高野口駅近くの「純喫茶プランタン」へ
いろんな方向から眺めたくなる装飾テント。
純喫茶の屋号を持つのに相応しい風格を感じ、心を弾ませながら入店。寺田農似のロマンスグレーなマスターは二代目で、創業からもうじき半世紀。
店内は地域のおっちゃんたちの交流スペースのようになっており、写真はあまり撮れませんでした。
最後に橋本駅前のまことちゃん像(楳図かずお先生は高野町出身)を見て、南海で帰路に着きました。
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