【高松・コーヒールームミニ】カクテルのような極上アイスコーヒーを

9年ぶりに高松で喫茶店めぐりをした。
さぬきうどんの食べ歩きもしたので、喫茶店に入ったのは2日で5軒のみ。

そのうちの1軒は高松在住のブログの読者Mさんに教えてもらった喫茶店だった。
地元にお住まいの方からのレコメンドはありがたい。

女性一人でも入りやすいコーヒールームミニ

喫茶城の目の外観。高松が誇る名建築喫茶だが、今回は寄らなかった

目当ての喫茶店「コーヒールームミニ」があるのは、高松市美術館のそば。「47都道府県の純喫茶」に掲載されている「喫茶城の目」も目と鼻の先。

小料理さんのような外観。通り過ぎないように気をつけて

ロゴが可愛い

カウンターに丸椅子が9席のみのミニサイズの店内。隣り合ったお客さん同士の会話も弾むという

迎えてくれたのは、越路吹雪（知らない人はググってみて）似のママさん。「元宝塚の男役」と言われても納得するようなハンサムさと少女のような可愛らしさが共存するご婦人だった。

「高松に行くことがあればぜひ訪ねてほしい」と言われて来たとママさんに話すと相好を崩して喜んでくれた。

ママさんに創業年数を聞くと「生まれてなかったと思うよ、あなたは」と返答。
次に来たお客さんが質問をしても同じ返答だったので、創業年数は謎。

もともとは周辺の企業に勤めていたが、この物件を見つけ「女の子相手の仕事をしよう」と思って喫茶店を始めたらしい。

「コーヒールームミニ」という店名の由来は店自体がミニサイズなのと、ママさん自身も小柄だから。

内装は店舗デザイナーに任せた。VOGUEに掲載されていた写真をパネルにして飾っている。もともとはモノクロだったが経年でセピア色に変色している

人気メニューはアイスコーヒー。
アイスピックでかちわり氷を砕いて、シェーカーにコーヒーを注ぎ、氷を詰めてシェークする様子を目の前で披露してくれる。

サイフォンで淹れるコーヒー

カクテルのようなアイスコーヒーはミルクたっぷり。ストローはなくそのまま飲む

帰阪後、ミニを教えてくれたMさんに行ったことを報告すると「先日行ったけど満席で入れなかった」と返ってきた。入れたのはラッキーだった。

その街の喫茶店を好きになると、その街が特別になる。

メニュー

コーヒールームミニ・店舗情報

【最寄駅】JR高松駅より徒歩約12分
【住所】香川県高松市紺屋町２−１
【営業時間】8時半～19時
【定休日】日
※喫煙可