京都・烏丸エリアはどの季節に行ってもそこそこ混雑しているエリア。
今回はお一人様でも入りやすい、阪急烏丸駅・地下鉄烏丸御池駅周辺でモーニングを食べられる穴場の喫茶店をご紹介します。
モーニングは美味しくてボリュームがあることを重視し、2店に絞りました。
ボリュームたっぷりのサンドイッチモーニングが500円。烏丸の「COFFEEポケット」
1店目は、上部の窓ふたつと赤い屋根が顔のように見える「ちいさいおうち」のような可愛い喫茶店「COFFEEポケット」です。
ポケットの名前にふさわしい、こぢんまりとした店内。
創業は昭和20年(1945年)。
周囲のサラリーマンだけではなく女性の一人客ものんびりとコーヒーを飲める店として愛されてきました。
モーニングは、コーヒーにトーストまたはサンドイッチのAセット(420円)か、さらにサラダと玉子がついたBセット(500円)の2種。
今回はリッチにBセットを頼みました。
思った以上のボリュームに顔がほころびます。
12種の雑穀を使った進々堂のパンは耳までしっかりとした美味しさ。
具がたっぷりと詰まっているのが嬉しいです。
“普段着”の京都が感じられる喫茶店としておすすめ。
京都の良い思い出を増やしてくれるはすです。
COFFEEポケット・店舗情報
【最寄駅】阪急烏丸駅より徒歩15分、市営地下鉄烏丸御池駅より徒歩3分
【住所】京都市中京区押小路通烏丸東入西押小路町99
【営業時間】7時15分〜18時(モーニングは11時まで)
【定休日】日
1日20食限定のモーニングは730円!烏丸の「前田珈琲 文博店」
2店目は京都文化博物館の別館にある「前田珈琲 文博店」です。
前田珈琲は京都でよく知られた老舗喫茶店ですが、支店の雰囲気がそれぞれ個性的。
呉服屋を改装した大箱店「室町本店」、廃校した小学校を利用した「明倫店」など全10店舗があります。
文博店は鉄壁の守りを誇る旧日本銀行京都支店の金庫室を喫茶室として利用しています。
入り口の分厚い扉に金庫室の面影が見て取れますが、天井が高く重苦しい感じは受けません。
モーニングは1日20食限定。12時までの提供です。
730円と少し高めですが、たっぷりの野菜に厚切りのハムが挟まれている食べ応えのあるモーニングです。
前田珈琲が入る「京都文化博物館 別館」は辰野金吾設計。
内部を自由に見学することができるので、モーニングを食べ終わったあとはぜひ見学してみてくださいね。
前田珈琲 文博店・店舗情報
【最寄駅】阪急烏丸駅より徒歩10分
【住所】京都市中京区高倉通三条上る東片町623−1
【営業時間】10時~19時半(モーニングは12時まで)
【定休日】月(月曜祝日の場合は翌日定休)
はじめてのZINE(同人誌)「喫茶店の人」の通販をSTORESで開始しました。
物販での売上は純喫茶保存協会の活動資金とブログの運営資金に使用します。
サイト存続のため、ご協力をお願いいたします。