今回もイケフェス大阪2019の参加レポートです。
king of kingsで宇宙旅行をしたあとは、今回はじめて公開会場に選ばれた阪急うめだ本店13階のレストラン「シャンデリアテーブル」へと向かいました。
シャンデリアテーブルは、阪急電車の公式サイトでバーチャル駅長をやっていた私としては外す事のできない公開会場。
なんと、2005年に解体された旧梅田阪急ビルの1階コンコースの吹き抜け部分がレストランの中に復元されています。
アーチ型の阪急ビルコンコースを再現したシャンデリアテーブル
シャンデリアテーブルの特別公開は土日の11時から。
イケフェス参加者と思われる数名が入り口前で待機していました。
予約済みのレストラン利用客のあとで、イケフェス参加者が通されました。
お客さんが少ないうちに撮らなきゃ!と気持ちが焦ってシャッターを押す手が震えます……。
異色の建築家・伊東忠太がデザインした壁画
阪急うめだ本店 記憶の継承
京都平安神宮を設計した事でも知られる建築家伊東忠太氏がデザインしたオリジナルの四神のガラスモザイク壁画や大シャンデリアなどは、昭和4年に完成し大阪・梅田のシンボル空間として親しまれてきた旧コンコースにあったものを修復し移設しました。
また唐草模様のレリーフは型取りし複製、床なども同じパターンを採用するなど、当時の状態を再現しています。(店内の解説文より)
モザイク壁画に描かれた神獣は獅子、鳳凰、龍、天馬、八咫烏、兎の6種類。
最初は中国の神話で天の四方をつかさどる「四神」(青龍、朱雀、白虎、玄武)を描こうとした伊東忠太。
「阪急電車の快速と威力をより象徴」できるように、歩みの遅い亀と蛇を組み合わせた玄武をスピード感のある天馬に変更するなど、オリジナルにデザインされています。
店名の由来になっている旧コンコースから移設された豪奢なシャンデリアは、時間帯によって色が変化します。
公開は17時まででしたが、店が混み合ってきたときには入場規制されていました。
ウェディング会場としても人気のシャンデリアテーブル。リーズナブルなランチセットやスイーツセットも用意されているので、カジュアルに普段使いできるのがいいですよね。
食事する気はなかったんですがせっかく来たので、一息いれることに。
プリンのビジュアルが理想的な百貨店のプリンで気分が上がりました。
旧コンコースの面影と、高貴な気配がそこかしこに息づいていたシャンデリアテーブルをレポートしました。
シャンデリアテーブル・店舗情報(閉業)
【最寄駅】阪急大阪梅田駅より徒歩2分
【住所】大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 13F
【営業時間】11時~22時
【定休日】阪急うめだ本店に準ずる
【公式サイト】https://www.chandeliertable.com
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