山陽・山陰・四国で唯一足を踏み入れたことがなかった、高知県に行って来ました。
「47都道府県の純喫茶」高知代表の「風流茶房 淳」が、行ってみたい喫茶店ベスト3に君臨していたのにもかかわらず、高知に行こうとすると台風や豪雨に見舞われて機会を逃してばかり……。
コロナ禍でステイホームしているときに、こばみほさんとひかるさんが企画した「オンラインロマン紀行」に参加させてもらい、そこで「コロナが落ち着いたら真っ先に行きたい場所は、高知の風流茶房 淳です」と話しました。
願望を口に出したら、あとは叶えるだけ。
県境をまたぐ移動自粛が解除されたことと給付金が入金されたことが決め手になって、高知に行くことに。
県外からの旅行者はまだ歓迎されないだろうと思っていたので、普段よりも地元の人との触れ合いが少ない旅に終わったのが残念でしたが……。
大本命の「風流茶房 淳」は後日紹介することにして、まずは高知市内の喫茶店をご案内します。
はりまや通りの階上喫茶・亜羅琲珈(あらびか)でモーニング
高知市内を散策していたのは旅行最終日の3日目。
高知は人口1万人あたりの喫茶店数が全国第1位の喫茶店大国なんですが、極力店内での飲食は避けていたので高知市内でモーニングを食べるのは最初で最後でした。
地方のタウン情報誌が好きで、気になる特集を見かけたら買うことにしている。高知のタウン誌「ほっとこうち」2月号が喫茶店特集だったので迷わず購入。以前買った「高知喫茶辞典」によると高知は人口1万人あたりの喫茶店の数が1位らしい。 pic.twitter.com/eiezXdagRy
— コトリス|喫茶のすたるじあ (@Kotori_fresh) February 21, 2016
とさでん(路面電車)の車中から見えた「コーヒー店 あらびか」。隠れ家っぽさに引き寄せられました。
案の定、静かで落ち着いた雰囲気です。
迎えてくれたのは品の良いおじいちゃんマスター。
亜羅琲珈(あらびか)は創業42年。高知は喫茶店が多いけど純粋にコーヒーを味わえる店は少なかったことから、脱サラしてオープンしたそうです。
「コーヒー店」と看板にありますがホットケーキ、ホットドッグなど軽食もメニューに揃っていました。
とさでんの一日乗車券を購入したのでどこに行こうか迷っていたら、マスターに「東よりも西の方が古い街並みが残っている」と教えられ、西の終点まで行ってみることに。きっかけをありがとうございます。
亜羅琲珈(あらびか)のマッチ
「何個でも持って行って」といただいたマッチも良き高知土産となりました。
亜羅琲珈(あらびか)のメニュー
亜羅琲珈(あらびか)・店舗情報
【最寄駅】とさでん交通はりまや橋駅よりすぐ
【住所】高知市はりまや町1丁目4-2
【営業時間】7時~19時(土日祝は8時〜)
【定休日】月
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