おでかけ

【京都島原・きんせ旅館】元揚屋が営む大正ロマンなカフェ&バー

島原・きんせ旅館のカフェ全景
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京都最古の花街「島原」に元揚屋を使ったカフェがあることをご存知でしょうか。

当記事では近代建築や遊郭に興味がある方におすすめしたいカフェをご紹介しています。

アクセス方法

京都駅から一駅のJR丹波口駅より徒歩5分、または市バス207番・206番「島原口」停留所下車 花屋町通を西に徒歩約10分

京都島原の元揚屋「きんせ旅館」はカフェ&バーとして営業中

きんせ旅館の歴史

島原・きんせ旅館の外観きんせ旅館の外観

時代劇に登場しそうな情緒を感じる木造2階建ての建物。

こちらが、かつては揚屋として使われていた「きんせ旅館」です。

1日1組限定で宿泊できる旅館なんですが、1階はカフェ&バーとして営業中。カフェは宿泊者以外も利用できます。

揚屋や島原についてはこちらをご覧ください。

きんせ旅館の建物は、江戸時代には井筒屋という揚屋として使われており、明治初期に建物を買い取って旅館業をはじめたそうです。

モザイクタイルとステンドグラスが迎えてくれる玄関ホール

島原・きんせ旅館の玄関ホール 島原・きんせ旅館の欄間ステンドグラス きんせ旅館・エントランスのタイル

格子戸を開けると迎えてくれたのは、美しいタイルが貼られたエントランスと欄間のステンドグラス。

 

きんせ旅館・泰山タイルエントランスの泰山タイル

 

島原・きんせ旅館の床タイル玄関ホールの床タイル

 

近代建築好きには見逃せないタイルの数々。ほれぼれしながらしばらくこの場所に佇んでいました。

大正ロマンの世界に浸れる妖艶なカフェ空間

カフェの内装をご案内

島原・きんせ旅館カフェ全景真ん中で区切られた大広間

 

きんせ旅館カフェ・ソファ席 島原・きんせ旅館のカフェ席
島原・きんせ旅館のカフェ全景座る席によって、異なった空間が楽しめる

カフェへと続くドアを開けると妖艶な光が灯る大広間が現れました。
和風然とした外観の内部にこんな西洋風の空間が待っているとは……。

 

島原・きんせ旅館のカフェとカウンター

建物自体は築250年ほどですが、内装は大正後期から昭和初期※にかけて洋風に改装されています。

※少女漫画のロングセラー「はいからさんが通る」と同時代

 

島原・きんせ旅館の天井とステンドグラス
島原・きんせ旅館の折上げ格天井折上げ格天井(ごうてんじょう)

 

かつてダンスホールとして使われていた折上げ格天井(ごうてんじょう)の大広間では、不定期でライブやイベントが開催されています。

 

きんせ旅館・花のステンドグラス
島原・きんせ旅館のステンドグラス和と洋がマッチした鶴の絵のステンドグラス

 

ハイカラ趣味なステンドグラスが、贅沢な和風空間に不思議と調和していました。

カフェメニュー

きんせ旅館カフェ・カフェオレカフェオレ

コーヒー

  • ブラジル(中深煎り) 500円(アイスは50円アップ)
  • ホンデュラス(中煎り) 650円(アイスは50円アップ)
  • カフェオレ 600円(アイスは50円アップ)

ソフトドリンク(500円)

  • オレンジ
  • グレープフルーツ
  • パイナップル
  • クランベリー
  • トマト
  • コカ・コーラ

自家製ドリンク(600円)

  • ジンジャエール
  • ホットジンジャー
  • レモネード
  • レモンスカッシュ

本日のケーキ(600円)
チーズスコーン(600円)

 

俳優吉沢亮さんの写真集のロケ地としても使われました


俳優吉沢亮さんの写真集「One day off」のロケ地にきんせ旅館が使われている影響で、吉沢亮さんのファンも聖地巡礼に来るそうです。

京都駅からわずか一駅の「丹波口駅」が最寄りですので、ぜひ足を伸ばしてくださいね。

きんせ旅館(カフェ&バー)・店舗情報

【最寄駅】JR丹波口駅より徒歩5分、または市バス207番・206番「島原口」停留所下車 花屋町通を西にまっすぐ(徒歩10分)
【住所】京都市下京区西新屋敷太夫町79
【営業時間】15時~22時
【定休日】火(公式ツイッターにて要確認)
【公式ツイッター】https://twitter.com/kinseryokan


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