公共交通機関を使って、広大な兵庫県内の喫茶店を少しずつ巡っています。
この記事では加古川線で訪問した木造アーケード「旭マーケット」と、珍スポットに推薦したい喫茶店を紹介しています。
日本のへそ・西脇市
三角屋根のかわいい西脇市駅。
1年前の今頃18きっぷの残りを消化すべく、加古川線に乗ってはじめて西脇市に足を踏み入れました。
公共交通機関では行きにくい場所にありますが、また訪れたい街のひとつ。
私なりの町歩きを記録しました。
西脇市は東経135度と北緯35度が交差し、日本列島の中心にあたることから「日本のへそ」を宣言しています。
マンホールのふたでも「日本のへそ」をアピール。
大人気のマンホールカードの西脇バージョンが登場しました。手に入れたいなぁ。
西脇市のお目当ては女工さんが通っていたマンボという喫茶店なんですが、マンボについてはこちらでたっぷりとレポートしています。
西脇市は美術家・横尾忠則の出身地。
横尾氏のライフワーク「Y字路」シリーズのひとつを見つけました。
調べてみるとウルフルズのトータス松本も西脇市出身だそう。
木造アーケード「旭マーケット」を見学
昭和初期まで播州織の工場で働く女工さんの共同宿舎として使われていたとされる「旭マーケット」へ。
今も住人の方がいるので、マナーを守って見学してください。
※その後、共同宿舎としては使われなかったことが判明します。詳しくはマルブンノイチの取材記事をご覧ください。
旭マーケット・店舗情報
【最寄駅】JR西脇市駅より徒歩20分
【住所】兵庫県西脇市西脇17
西脇市駅前の珍スポット？ひょうたん喫茶「リラ」へ
「マンボ」のほかにもう一軒寄って行こうと西脇市駅前で見つけたのが喫茶リラ。外観の装飾テントからしていい感じ。
店内の半分はええ感じにレトロなんですが……
もう半分はなぜか天井から多数のひょうたんがぶら下がっています。これって珍スポット？
壁一面には演歌歌手のポスターやサイン色紙が。
大きなボリュームで流れるFM神戸からは今のヒット曲が聴こえ、チグハグな印象を受けましたが落ち着きました。
フルーツパフェ（600円）を注文。
期待してなかったけど、フルーツがふんだんに入った可愛らしいパフェが運ばれてきて、思わず歓声を上げました。
いちごの乗せ方、うさぎりんご、クリームとカラーチョコのトッピング、底のグリーンとオレンジの配色……ときめきが詰まったパフェを一口一口大切に味わいます。
レジ横に置かれた桜の盆栽が満開だったから、今日ふいに「リラ」のことを思い出しました。
これから桜の季節になるたびに西脇市での町歩きが頭をよぎりそうです。
喫茶リラ・店舗情報
【最寄駅】JR西脇市駅より徒歩5分
【住所】西脇市野村町786-2
【定休日】第1・第3日曜
【営業時間】6時半〜18時
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