「日本クラシックホテルの会」に加盟している9ホテルのうちのひとつ、東京駅丸の内駅舎の中にある東京ステーションホテル。
一足早い自分への誕生日プレゼントと言い訳して、ずっと憧れていた「東京ステーションホテル」に夫と二人で宿泊しました。
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泊まれる重要文化財「東京ステーションホテル」
東京ステーションホテルは東京駅開業の翌年(1915年)に誕生。
かつては赤レンガ建築の隅にある全58室の小ぶりなホテルでしたが、2012年、東京駅舎の保存・復原の大工事によりホテルもリニューアル。現在は駅舎の半分がホテルとして利用されています。
東京ステーションホテルには全4箇所の入口がありますが、一番わかりやすいメインエントランスから入りました。
白黒写真などの史料を検証し忠実に再現したドームレリーフ。ドーム天井の中心飾りの周囲に「クレチマス」、角に両翼2.1mの「大鷲」が配置されている。壁面のアーチ型レリーフは、頂部に「豊臣秀吉の兜」、柱型部分に「剣」、下部に「鳳凰」レリーフと辰野金吾が好んだ日本的意匠が施されている。
引用:館内ツアーガイド
ベルスタッフの方が、館内をガイドしながら部屋まで案内してくれました。一流のホスピタリティを格付けする米国のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」で6年連続で4つ星を獲得するホテルですから、おもてなしにも隙がない。
東京駅丸の内駅舎のドーム天井が間近で見られるドームサイドコンフォートキング
宿泊したのは南北のドームに沿って配置された「ドームサイドコンフォートキング」。
間近でドームや駅を行き交う人々を眺められる部屋です。
ドームサイドの部屋は4種類・全28室ありますが、今回宿泊した「コンフォートキング」は唯一窓が2つある部屋なので真っ先に候補にしました。
部屋の大半をキングベッドが占めています。2人で宿泊するには手狭な気がしたけど、
天井高が3.9mもあるので気になりませんでした。
唯一の難点はバスルームがスケルトン仕様で丸見えなこと。2人で宿泊した場合、バスルーム利用時にトイレに入りにくいことが気になりました。
一緒に宿泊した夫はチェックイン後すぐにライブへ。夫が戻って来るまではこの部屋を独り占め。
ベッドに寝転がって、行き交う人々や時間帯によって違って見える景色を眺めて過ごしました。
館内ツアーガイド片手に東京ステーションホテル内を見学
一息ついたあとは、チェックイン時にもらった「館内ツアーガイド」を片手にホテル内を見学。
全長330メートルの長い廊下には、ステーションホテルや東京駅の写真・資料など100点以上が展示されています。
階段は南北に二箇所。
東京駅舎中央の屋根裏にあたる「アトリウム」は宿泊者専用のゲストラウンジ。朝食会場としても使われていますが混み合うため、自由に写真を撮りたい方はチェックイン後か、朝食時間が終わったあとに来るのがおすすめ。
チェックアウト時間が12時なので翌日もゆっくり見学できました。
スタッフの方が新婚旅行客など特別な宿泊客向けの個室を見学させてくれました。丸の内側の客室「パレスビュー」と同じ眺め。
翌日のチェックアウト時間ギリギリまで滞在して、東京駅という歴史のモニュメントを堪能しました。次回は違う部屋に泊まりたいけど、ドームサイドを選んでしまうだろうなぁ。
丸の内駅舎ドームに描かれた干支柄のマスキングテープを自分のお土産に🎁 pic.twitter.com/U8dJoKEZ5K
— コトリス (@Kotori_fresh) April 12, 2022