大阪メトロの純喫茶めぐりキャンペーンにラインナップされている32店の中で最も難易度の高い、南巽(生野区)の純喫茶ふじ(No.20)をご案内します。
営業時間は7時から12時までの5時間なのでご注意ください。
創業53年!昔からの常連さんに支えられている生野区・純喫茶ふじ
純喫茶ふじの最寄駅は、大阪メトロ千日前線の終着駅「南巽駅」。
(趣旨に反しますが、JR大和路線の平野駅からの方が近いです)
南巽駅があるのは大阪市24区の生野区。
焼肉とコリアンタウンで知られている「鶴橋」が生野区なのは頷けますが、「ロート製薬」の本社工場(鳩が舞うCMのロケ地!)が生野区というのは意外。
純喫茶ふじは生野区と平野区の境目にあるので、生野っぽさはあまり感じません。

「南巽駅」から純喫茶ふじまでは徒歩11分。
方角がわかりづらくはじめて来る方は迷いやすいため、ご注意を。(迷いました……)

看板には遠方からでも見つけやすいパトランプが。
「珈琲は黒い魔女」ブランドを引き継いだアラブ珈琲の豆を使っているんですね。
ロゴは富士山がモチーフかな?
キャンペーンでもらえるコレクションカードにはこのロゴが使われています。

到着したのは10時半。
中に入るとテーブル席が常連さんで満席だったので、真ん中の楕円テーブルに座りました。


内装は純喫茶というよりアーリーアメリカンなカフェ。
店内に飾ってある風景写真は先代のマスターが撮ったものなんだとか。

鳥取にゆかりがあるのか、店内では鳥取の名産品が販売されています。
純喫茶ふじのモーニング

モーニングは11時まで。食べやすくふたつに切ったトースト、サラダ、バナナ、ゆで卵に飲み物がついて450円。
頼んだのはモーニングのみなのに、純喫茶めぐりキャンペーンの特典・瓶入りの白バラ牛乳をいただいて恐縮しました……。
純喫茶ふじの歴史

常連さん同士が交流する様子を微笑ましく眺めていたら、40年通っている常連さんが純喫茶ふじの歴史を教えてくださいました。
純喫茶ふじは創業53年。
店の大きさは変わらないのに昔はホールに3人が働いており、さらに行列ができるほど繁盛している店だったとか。
現在はママお一人でやっているので営業時間が短め。長く通う常連さんに愛されている店なので、細く長く続けていただきたいなと思いました。
まとめ
どこかの喫茶店で純喫茶めぐりキャンペーンに参加している他の方と遭遇するかも……と思っていたら、純喫茶ふじで神戸から来たという方に出会いました。
すでにたくさんの喫茶店に行ったらしく、集まったコレクションカードを見せていただきました。
純喫茶めぐりをきっかけに、他の喫茶店にも足を運ぶ方が増えたら嬉しいです。
純喫茶ふじ・店舗情報
【最寄駅】大阪メトロ千日前線「南巽駅」3号出口より徒歩11分
【住所】大阪市生野区巽南5丁目10-14
【電話番号】06-6791-0073
【営業時間】7時~12時
【定休日】木
【純喫茶ふじ公式HP】https://cafe-fuji1967.business.site/
東京、関西、名古屋にある喫茶店を紹介するムック本「すごい喫茶店・カフェ100」(11月25日発売)の関西編を私が監修しております。
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本をお供に喫茶店に足を運んでいただけたら嬉しいです。