兵庫

【和田岬・アミカ】「忘却のサチコ」ロケ地はレトロゴージャスな喫茶店

アミカの日の当たる客席
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喫茶店巡りをはじめたばかりの頃は今ほどネットの情報が充実していなかったので、参考にしていたのは書籍や雑誌の喫茶店特集でした。

神戸の喫茶店巡りをする上での指針にしていたのは神戸の大衆食堂、酒場など庶民的なグルメ情報に詳しい芝田真督(しばたまこと)さんの著作「神戸懐かしの純喫茶」(2012年発行)。


本を携えて神戸の喫茶店巡りをしていたのは、2014年から2016年頃の話です。

本に載っている和田岬の「アミカ」が高畑充希さん主演の「忘却のサチコ 新春スペシャル」のロケ地になったという話をきっかけに、6年ぶりにアミカを訪れました。

和田岬駅前の喫茶店・アミカ。工場街にあるとは思えない内装のゴージャスさに驚く

神戸の繁華街、三宮・元町エリアから神戸市営地下鉄海岸線に乗り、10分弱で和田岬駅に到着。

和田岬は三菱重工業神戸造船所や川崎重工業などの重工業が発展していった街であるため、駅の利用者の大半はこれらの工場で働く人たちです。

程近くにはNHKドキュメント72時間に登場して有名になったレトロな駄菓子屋「淡路屋」があります。

 

アミカの外観和田岬駅前のアミカ。鷲のイラスト看板が目印

 

アミカの内装 アミカの日の当たる客席
アミカの入り口すぐの客席窓からたっぷり日差しがそそぐ手前の席

 

アミカの中の客席
アミカの奥の客席人気があるのは隠れ家のような奥の席
アミカのカラフルなチェア
アミカのカラフルな壁壁紙の柄と床の柄の柄on柄パラダイスが素晴らしい

 

「神戸懐かしの純喫茶」では内装の素晴らしさについて触れられてなかったので心の準備ができておらず、工場街にあるとは思えないゴージャスさに度肝を抜かれました。

6年前にアミカに来た際はお店の方とどう話したらいいのかがわからず、ただ店でボーッと過ごすのみでしたが、今回は6年分の経験値を積んでいるのですんなりとママさんと話せました。

「忘却のサチコ 新春スペシャル」にアミカが登場したのは1分ほどですが、撮影は長時間に及んだそうです。

アミカの歴史

アミカの内装全体図アミカは昭和46(1971)年創業。

現店主・清水さんご夫妻の親戚の方がはじめた喫茶店でしたが、オープン時から清水さんご夫妻が手伝うようになり、間も無く店を受け継ぐことになったんだとか。

「夫婦共々一般企業に勤めていて、飲食業をやるとは思ってもなかった」「朝から晩まで働き詰めだった」と苦労話を聞かせてくれました。

アミカのおすすめメニューは13時から注文可能なティータイムセット

アミカ・メニュー軽食メニュー、デザートのほかアルコールまで用意されているアミカ

 

アミカのミニサンドセットおすすめメニューは13時以降に注文できるティータイムサービスのミニサンドセットです。

飲み物付きでなんと430円。一部のモーニングよりも安いのがびっくり。

三宮駅からもそう遠くないので、神戸喫茶店巡りの折には和田岬にも足をお運びください。

アミカ・店舗情報

【最寄駅】JR・神戸市営地下鉄海岸線和田岬駅より徒歩1分
【住所】神戸市兵庫区和田宮通5丁目4-18
【営業時間】6時〜19時(土曜は13時まで)
【定休日】日
※喫煙可



芝田真督さんのインタビューが掲載されています

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