岩手旅行の最終日にやってきたのは、盛岡城を守る桜山神社の向かいにある「ティーハウスリーベ」。
紅茶がまだ一般的ではなかった昭和46年(1971年)に盛岡初の紅茶専門店としてオープンした喫茶店です。
当記事ではリーベのモーニング、店内、メニューを写真を交えながら紹介しています。
創業半世紀。老若男女に愛されるクラシカルなティーハウスリーベ
乗り慣れた「でんでんむし」を利用して、ティーハウスリーベに到着。
喫茶Parkもすぐそばにあります。
カウンターで常連さんと談笑するママに促され、2階へと続く螺旋階段を登るとダークブランで統一された広々とした客席が現れました。
もともとは一階席だけの店だったリーベですが様々な用途で利用するお客さんに応えるために、店を建て替えて客席を増やしたそう。
おなじみの「47都道府県の純喫茶」で、詳しい経緯が語られていますのでぜひご一読ください。
官庁街が近いことからランチタイムは公務員が多く、午後は近隣の奥様方がティータイム、夜は飲み会の二次会に。
マスターの思いが実り、リーベには幅広いお客さんが集まるようになりました。
最近増えてきたのはインスタ映えするメニューが目当ての若いお客さん。
オリジナルメニュー「ティーパンチ」や「リーベパフェ」が女性に大人気だそう。
ティーハウスリーベのモーニングセットは15時まで注文可能!
大人気のオリジナルメニュー「ティーパンチ」を味わいたかったのだけど、ママさん一人で時間がかかりそうだったので5種類から選べるモーニングに変更。
モーニングと言いつつ、15時まで注文できます。
- トーストセット(580円)
- 玉子トーストセット(650円)
- ホットドックセット(580円)
- ピザトーストセット(650円)
- コロッケドッグセット(600円)
分厚いトーストの上にマヨネーズで和えた玉子がたっぷりと乗った玉子トースト。
セットドリンクはコーヒーも選べますが、紅茶専門店ですのでもちろん紅茶を。
セットに付いてきたミニジュースはリンゴ酢っぽい味でした。
メニュー
ティーハウスリーベ・店舗情報
【最寄駅】盛岡都心循環バス『でんでんむし』盛岡城跡公園停留所下車2分
【住所】岩手県盛岡市内丸5-3
【営業時間】7時半~23時(土祝9時〜、日11時〜)
【定休日】不定休
仙台の情報誌ですが、岩手・山形・福島・栃木の喫茶店も紹介されています。
はじめてのZINE(同人誌)「喫茶店の人」の通販をSTORESで開始しました。
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コトリスさん初めまして。喫茶店愛好家のcoffeesugar(コーヒーシュガー)と申します。いつも楽しくブログを拝見しております。
ティーハウスリーベ、とても素敵な雰囲気ですね。ダークブラウンの店内はやはり落ち着きますよね。私も大好きな風景です。
岩手はいまだに行ったことがない憧れの土地です。いつかリーベでゆっくりコーヒーを楽しめたらと思います。
私も喫茶店で過ごすことが大好きですが、山之内さんが訪ねた店でコーヒーを飲んでいると「彼もここを訪ねたんだ」と感慨深くなりますよね。
今も時々訪ねる神戸新開地の「エデン」に置いてある山之内さんの本の最後のページには、彼が一人で映る写真が貼ってありますよ。
写真が好きなマスターがたまたま山之内さんを撮ったらしく、精悍な表情の山之内さんがじっとこちらを見つめています。
これからますますコーヒーがおいしくなる季節ですね。私も電車に揺られて喫茶店を巡りたいと思います。コトリスさんのブログをこれからも楽しみにしています。
coffeesugarさま
はじめまして。
いつも読んでくださってありがとうございます。
とても励みになります。
盛岡はティーハウスリーベに行くことが一番の目的でしたが、ほかにも数え切れないほど良い感じの喫茶店があって、また訪ねてみたい街のひとつになりました。
「47都道府県の純喫茶」に載っている喫茶店に行くと、やはり山之内さんのことを考えます。マスターやママが自分の息子を自慢するように山之内さんのことを話すことが微笑ましくもあり切なくもあります。
ご健在であれば、現在の喫茶店ブームに対してどう思うのかを聞いてみたかったです。
エデンの写真の件、全く知りませんでした。
実は私も喫茶店めぐりをする際は、御守り代わりに山之内さんの写真を持ち歩いています。ようやく神戸にも自由に行けるようになったので、エデンを訪ねてみますね。
喫茶店で過ごす時間がより良いものになりますように。