JR高徳線に乗り、各駅停車で徳島から香川に向かう。
最終目的地は高松駅だが途中の鶴羽駅で下車し、さぬき市のドライブイン「大川オアシス」に寄り道した。
大川オアシスへの行き方
徒歩で大川オアシスに向かう。私が大川オアシスを知ったきっかけは2019年発行の「懐かしの昭和ドライブイン」。
車にもバイクにも乗れず公共交通機関に頼るしかない私にとっては難所ばかり紹介されていたが、大川オアシスは最寄りの鶴羽駅から徒歩15分ほどの距離にあるので、Google Mapにピンを立てていたのだ。
車なら高松自動車道津田東ICから約3分。県内外からでも行きやすい。
大川オアシスの歴史
1964(昭和39)年開業。地元のバス会社・大川バスの関連企業が経営している。車で四国を移動する人の休憩所として繁盛し、瀬戸大橋が開通した1988年以降は本州からの旅行客が増えたという。
近年昭和レトロな雰囲気がSNSで発信されたことで注目を集め、若者が押し寄せるようになった。
喫茶空間は眼前に瀬戸内海が広がる
大川オアシスはレストランと喫茶に分かれているが、若い世代に人気があるのはターコイズブルーで統一された喫茶空間だ。
「青木海岸展望レストラン」というキャッチコピーのとおり、窓からは穏やかな海岸と瀬戸内海を一望できる。
外観のコカ・コーラ看板の隣に記された「新さぬき百景 青木海岸と絹島」もバッチリ見えた。
訪問したのは平日の15時頃。
雨が降ったり止んだりの空模様も影響しているのか、客数はわずかだった。
BGMは気の抜けたソーダ水のようなインストゥルメンタル。
働いている人は年配者が中心で、接客もゆったりしている。
クリームソーダやパフェなど昔ながらのメニューに加えて、スムージーなど今風のメニューがあるのもいい。若いお客さんが増えたから若者の好みに寄り添おうとしているのか。ブームで終わらせまいという気概を感じる。PayPayも使えた。
高松に向かう電車の時刻表の都合上、小一時間程度しか滞在できなかったけどリラックスできた。螺旋階段を見学して来た道を戻る。
メニュー
大川オアシス(喫茶)・店舗情報
【最寄駅】JR高徳線鶴羽駅より徒歩約15分
【住所】香川県さぬき市津田町鶴羽2326-12
【営業時間】喫茶:8時半~16時
【定休日】月
※駐車場あり
【高松・コーヒーサロン皇帝】中央商店街にある150席の大箱名曲喫茶
【高松・コーヒールームミニ】カクテルのような極上アイスコーヒーを
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