岡山最古参の老舗喫茶店が岡山市中心部にあることをご存知でしょうか。
当記事ではマスターが腕を振るう洋食が人気の「B三共」を写真満載で紹介しています。
創業87年のB三共は岡山市最古参の老舗喫茶店
「B三共」があるのは、以前紹介した水族館喫茶「キャッスル」や天満屋岡山店のほど近く。
昭和10年頃開業した「B三共」。2022年8月現在、87年の歴史を刻んでいます。87年も歴史のある喫茶店は全国的にも希少では?
外観は改装しているため歴史があるようには見えないんですが、店内に入るとびっくり。大手企業の応接室やホテルのラウンジのような広々空間!
奥様とともにB三共を守るマスターは2代目。
店の真ん中に鎮座する六角形のテーブルはマスターがデザインしたそう。
六角形のテーブルの上には、「サンレモン」に飾られていたシャンデリアを連想するゴールドのシャンデリアが飾られています。
古さを感じない清潔感溢れる内装を褒めたら「お客さんが来ないから汚れない」とマスターがうそぶきます。
B三共の店名の由来
もともとあった「三共」という喫茶店にちなみ、三共の2号店「B三共」と名付けたのが不思議な店名の由来です。
メニュー
メニュー(一部・税込価格)
- オムライス 550円
- やきめし 500円
- ハヤシライス 500円
- カレーライス 500円
- カツカレー 650円
- スパゲティ 500円
- ハンバーグステーキ 550円
- ポークカツ 550円
- サンドウィッチ 500円
- アイスクリーム 350円
- フルーツパフェ 550円
B三共の素敵ポイントその2は、食事メニューが激安なこと。
マスターが腕を振るう洋食が、お茶をするのと同じような値段で食べられるんです。
山陽の喫茶店でよく見るミルクセーキもメニューにありますね。
【倉敷・セピア】児島は喫茶店の宝庫!変わり種ミルクセーキに舌鼓
以前来た際は看板メニューのオムライスをいただいたんですが、今回はフルーツサンドとコーヒーを。
レトロな銀の皿に乗って運ばれてきたフルーツサンドには、桃やパイナップルなど季節のフルーツがたっぷり挟まれています。
塗られたジャムとフルーツたちがベストマッチ。
マスターとお話ししながらいただく、サンドイッチの美味しいこと!
B三共・まとめ
またお会いできますようにと願いを込めてマスターとがっしり握手を交わし、店を後にしました。
心がかさついてきたと感じたら岡山に行って、また自分だけの応接間で静かに過ごしたいな。私にとって、逃避したいときにぴったりの喫茶店でした。
▲B三共のマッチが紹介されています
▲B三共が紹介されています
B三共・店舗情報
【最寄駅】岡山電気軌道・県庁通り駅より徒歩3分
【住所】岡山市北区表町2丁目3-62
【営業時間】9時~19時
【定休日】不定休
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