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【荻窪邪宗門】珈琲の名店のコーヒーを飲む 念願の夢が叶った日

荻窪邪宗門・入口から見た内装
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2022年12月の東京滞在最終日、高速バスで帰阪する前に寄ったのは荻窪邪宗門。
近くの「旅館西郊」に宿を取っていたのに、営業時間の都合で結局最後になってしまった。

当記事では「荻窪邪宗門」を写真満載で紹介している。

創業68年。荻窪の老舗純喫茶「荻窪邪宗門」へ

荻窪邪宗門・外観店頭のメニューの上に「おかげ様で68年」という言葉が書かれていた
荻窪邪宗門・看板「珈琲の名店」というキャッチフレーズが心強い

邪宗門を始めた名和孝年さんのマジックの一番弟子とも言われる風呂田政利さんが開いた「荻窪邪宗門」へ。

政利さんはすでに亡くなっているが、妻の和枝さんと若いスタッフが店を守っている。

 

荻窪邪宗門・急な階段客席は2階。急勾配の階段を上がる
荻窪邪宗門・入口から見た内装
荻窪邪宗門・薄暗い店内薄暗い店内。BGMのシャンソンがこの雰囲気に合っていた

 

様々なメディアで取り上げられているから雰囲気は知っていたけど、想像以上にこぢんまりとした屋根裏部屋のような空間に驚いた。

世田谷邪宗門と構造は似ているが、秘密基地っぽさが段違い。駅前にあるのに。

 

荻窪邪宗門・ソファ席 荻窪邪宗門・照明と柱時計

腰の曲がった和枝さん(92歳)が急な階段を登り降りして注文を運ぶ姿に
ハラハラ。

お客さんが注文したメニュー名を忘れて「注文なんやったっけ?」という和枝さんを、居合わせたお客さんが皆あたたかく見守っていた。

 

荻窪邪宗門・照明
荻窪邪宗門・窓際の席次は窓際の席に座りたい

余談

和歌山県田辺市に「47都道府県の純喫茶」にも掲載されている「珈琲専科べる・かんと」という喫茶店があるのだが、店主の大野さんは荻窪邪宗門のコーヒーを飲んで、はじめてコーヒーが美味しいと思ったらしい。

 

荻窪邪宗門・ミルクコーヒー寝る前なのでミルクコーヒーを頼んだ

 

私が「珈琲専科べる・かんと」をはじめて訪れたのは、2015年4月(後に再訪)。

時間がかかってしまったが「店主の人生を変えた荻窪邪宗門のコーヒーを飲む」という夢を叶えられた。

深夜バスに乗る前だったから、飲んだのはブレンドコーヒーではなくミルクコーヒーだけどコーヒーには違いない。

残る最後の邪宗門、下田邪宗門はいつ行けるだろうか……。

メニュー

ブレンド、ミルクコーヒー、ウインナコーヒー、スペシャルウインナコーヒー
カプチーノコーヒー、ルシアンコーヒー、イタリアンコーヒー、トルココーヒー
エスプレッソコーヒー、アイリッシュコーヒー、ベネディクティンコーヒー、濃縮コーヒー、サマールシアンコーヒー、クリームソーダ、ホットケーキ

荻窪邪宗門・店舗情報

【最寄駅】JR荻窪駅北口より徒歩約2分
【住所】東京都杉並区上荻1丁目6-11
【営業時間】15時〜22時頃
【定休日】月


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